2010年06月12日

RG2010の結果

■RG2010の結果
Men's Singles PDF

Wemen's Singles PDF


ローランギャロス2010はスキアボーネ初優勝という結果に終わった。
エナンは4回戦で姿を消してしまったけれど、ストーサーのエナンに勝るとも劣らない男前なテニスと、スキアボーネの、エナンに勝るとも勝っていたガッツは、とても面白かった。3年ぶりにきちんと女子の試合を見たわけだけど、この二人のプレイは光っていたと思う。

決勝ではストーサーを応援していた。当然である。しかし試合が始まると、私はいつしか知らず、スキアボーネを応援していた。私は別にスキアボーネのテニスは好きではない。しかしバックに高く弾む球をどこまでも追いかけ、返しまくり、果敢にネットに詰める姿に驚嘆した。最後のタイブレではゾーンに入っていた。決勝ではゾーンに入れた選手が勝つ。そう教えてくれた決勝戦だった。
とはいえ、何はともあれ、今大会もっとも沸かせてくれたのはストーサーだった。チャールストンの決勝を見た時(相手のズボナレワが切れてラケットをぐしゃぐしゃに潰した試合)、何かスゲーと思った。シュツッツガルトのエナン戦でも、フォアとセカンドサーブはスゲーと思った。クズが出てきた時と似たような驚異を感じた。あのテニスは今後も見たい。準優勝で終わったことで、燃え尽きることもないだろうと思う。次のエナン戦が楽しみだ。また、楽しみが出来た。

■2010/6/7付けのWTAランキング
Sony Ericsson WTA Tour | Rankings | Rankings - Singles.pdf

今週の17〜20位は史上最強だったのでは。
17位 シャラポワ
18位 エナン
19位 クズ
20位 サフィナ
^^
ウインブルドンのシードは来週月曜のランキングで決まるはず。バーミンガムの結果次第だが、エナンが16位内に入る可能性は低いだろう。シャラポワは今セミまで来ており、16以内に入る可能性大。エナンは来週、オランダのユニセフオープンに出場するが、これの結果はシーディングには関係ない。
できれば16位内にいてほしかったところだ。少なくとも3回戦シャラポアというカードは避けられる。エナンがこういうローシードでグランドスラムに出場するようになって、初めてシードのもつ意味といいますか、綾というものを痛感させられている。なるほどシード17位以下であれば、4回戦でトップ8もしくはトップ4と当たる可能性も大いに大なわけ。つまり、4回戦でセレナかビーナスと当たる可能性は4分1である。エナンのドロウ運からすると、容易に引き当てそうな気がする。ま、エナンもその辺は腹をくくっているだろう。だから今週の大会に出てランキングを上げる方策を選ばなかったのだろう。
そろそろ、ユニセフ・オープンのドロウが出る頃だろうか。

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2010年06月02日

RG4回戦インタビュー

interview


Monday, May 31, 2010
Q. Your first defeat here for six years. How big a disappointment is it for you for that run to end today?
Q 6年間で初めての敗戦ですね。どれほどがっかりしていますか?

JUSTINE HENIN: Well, of course it is disappointing. I mean, never easy to lose, and especially in this kind of situation.
I just wanted so much that the adventure could keep going. I haven't been of course, yeah, at my best today. Samantha was the best player on the court. She took her chances, the opportunities.
Yeah, it's of course difficult, but it's part of the sport. And when you come back at this level, you know, after, I mean, two years off, you know it's not gonna be easy to deal with a lot of situations. That means I still have to work harder and see it as a big challenge.
Like I said, I took this year as a year of transition, so of course it's hard. But in another way, it seems a bit normal. I'll just try to keep a lot of positive things and get focused on the future now.
JH ええ、もちろんがっかりしています。負けるのは、特にこんな状況で負けるのは辛い。今日はたしかに私のベストレベルではありませんでした。サマンサの方がよかった。彼女がチャンスを掴みました。
辛いですが、これもスポーツ。復帰して、2年のブランクの後、こうした状況に対応するのは容易じゃありません。私はもっと努力して、これを大きなチャレンジと見なさないといけません。
私が言ったように、今年は移行期間だと捉えています、だからもちろん大変です。当たり前とも言えますけれど。私はポジティブに考え、将来に集中したいと思います。

Q. How much have the weather conditions here over the past few days affected you mentally? It's such a wonderful surface, and to play out there when it's warm and it's sunny, now you have this weather to deal with. Does that have any impact on you?
Q この何日かの天候はメンタルに影響しましたか? 

JUSTINE HENIN: It hasn't been easy, of course, the last few days, to play so many days in a row, even if it's not full match, but stop and start again the day after and finish the match.
Of course, the conditions haven't been the best that I knew here in Paris, but it's part of the game. It's the same for all the players, and I just did my best to, yeah, deal with the situation.
But it's true that it hasn't been the best weather to play a good game here. But like I said, same for everyone. Emotionally, it was difficult to deal with all these matches, I mean, the two matches I had to stop and start again, especially against Sharapova emotionally probably took a lot from me. That wasn't easy to come back on the court today.
JH もちろん簡単ではなかったですね、この数日は。何日も続けて試合があって。それも一試合やることができず、止めて、またやって、翌日に続きをやってと。
パリの天候はベストではなかったけれど、それもゲームの一部。それにどの選手にとっても同じことだし、私はただ何とかベストを尽くすだけでした。いいゲームをするのにベストな天候でなかったのはたしかです。2試合とも中断がありましたから。特にシャラポア戦は感情的に、大変疲れた。今日コートに戻ってくるのは簡単ではありませんでした。

→つづき
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2010年05月31日

RG4回戦

Monday, May 31, 2010
Singles - Fourth Round
(7) Samantha Stosur (AUS) d. (22) Justine Henin (BEL) 26 61 64

負けました。ローランギャロスでエナンが負けました。
セカンドセットを取られても、ファイナルセットでダブってブレイクされても、勝てると思っていました。4オールのラブ30でも。次をダブってブレイクポイントに。そしてバックハンドがわずかにサイドアウト。45となりました。
マッチポイントでライブストリームがスタック。ストーサーが1本ダブったようですね。MP2本目。エナンが必死に返したボールは高く浮き、叩かれてセットマッチ。
ストーサーのサービングフォーザマッチの1本目。あれはイレギュラーでしょうか。エナンのヒッティングポイントが横にそれて、チャンスボールと見えたボールをネットしてしまいました。あーあ。と思った。。

エナンの課題がはっきり見えましたね。
タフな選手を相手にした時の、ストレートで勝ちきる精神的スタミナ。
今日のエナンは第2セットで明らかに少し落ちてしまいました。第2セット16というスコアは、エナンの回復力、反発力がなかなか上がらないことの証左だと思います。
ストーサーは第2セットの立ち上がりからずっとよかった。第3セットの23とブレイクした次の第6ゲームでダブリを連発し、エナンにブレイクバックを許した1ゲームを除いて。そう、1ゲームか2ゲームですぐに立て直す力が、今日のエナンにはありませんでした。

ドロップショットも、サービス&ボレーも一度もありませんでした。エナンにそういうことをする余裕もなかったということでしょうか。何か冷静さを取り戻せなかった今日のエナンだったような気がします。
昨日、シャラポア戦、あれだけの豪打戦を制したエナンが、今日のストーサーに負けるわけがない。あれが実質上の決勝戦だったね、と後で評される試合になるはずでした。。。なんで負けたんだろう? 昨日のシャラポアは大事なところでエラーをした。今日のストーサーはしなかった。そういうことでしょうか。昨日のシャラポア戦はエナン次第のところがありましたが、今日はストーサー次第だったのかも。

残念でした。昨日のシャラポア戦を見る限り、セレナにも勝てると思っていただけに。とんだアップセットです。この悔しさ。エナンはどう受け止め、反発してくるか。

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2010年05月30日

RG3回戦

Sunday, May 30, 2010
Singles - Third Round
(22) Justine Henin (BEL) d. (12) Maria Sharapova (RUS) 62 36 63

心臓破りの夜。
強い風の吹く中、コート・フィリップ・シャトリエで戦われた3回戦のファイナルセット。
02,ラブ40からの巻き返し。激烈なラリーが続く続くどこまでも。
手に汗握るヒマもない、ただただ唖然と見入るだけの激闘でした。
おめでとう! エナン! こんなに凄いクレーの試合、見たことありません。歴史に残る3回戦になるでしょう。

今、知ったのだが、今日のWOWOWは10時で放送終了なのね。第2試合でよかった。。。

§第3セット。エナンのサービス。いきなり破られてしまう。球がきれいにヒットしていない。15オールからダブる。ファーストサーブが入らない。最後は入ったけれど、エナンのエラー。
シャラポアはファーストを入れてきた。攻めてきた。エナンの球がなかなかきれいにヒットしない。浅いし、コースも厳しくない。シャラポアのプレイは盤石だ。ノーミスではないか。キープされて02。
第3ゲーム。ラブ40@@@ マズイ・・マズ過ぎる!!! 茫然としてしまった。しかしここからエナンがデュースに戻す。内容は覚えていない。デュースに戻してから、もう1本、ブレイクポイントを握られる。昨日もこういうシーンがあった。しのげエナン! しのいだ。キープした。ぷはー・1ブレイクダウンに変わりはないが、ここでいったん試合はニュートラルに戻ったと思った。
インターバルを挟んで第4ゲーム。エナンの動きがよくなってきた。球がクリーンに当たり出す。ボールが深く伸び始める。そして激烈なラリーが始まる。
動きのよくなったエナンが、シャラポアの強打に対抗しはじめた。どっちが攻めているのかわからない。攻め合っている。チャンスボールなんてない。一瞬の、見ている方にはわからない隙を突いて攻め込む。1ポイントごとに胸をなで下ろしたり、固まったり。
第3ゲームから4ゲーム連取のエナンが42とする。第7ゲームはエナンのサーブで40-15。5を取れば、あとは楽だ。しかし取れない。なんと4ポイント連取される。最後はダブルフォルトだった。それはセンターを狙ったダブルファーストのようなセカンドだった。あの場面であんなセカンドを打ってブレイクを許すのは、ある意味すごい。
そして第8ゲーム。シャラポア40−30。もつれるのか、どこまでももつれるのか・・。しかしデュース。次はシャラポアの球がネットに当たり、それはネットを超えず、エナンのブレイクポイント。しかしここでシャラポアのすごいバックだっけ? 稲妻のようなショットがライン際に刺さる。エナンも思わず天を仰いだ。が、もう1本ブレイクポイントがやってくる。結果論として、このポイントが勝敗を決めた。コートに入ったエナンのバックハンドがダウンザライン、オンラインを掠め取った。
第9ゲーム。ここでファーストがセンターに決まる。初めてのエースがセンターに決まる。40ラブ。ここでダブル。これも凄いセカンドだった。マッチポイント2本目。シャラポアのナイスリターンを、バックハンドの凄いアングルに突っ込み、それを拾ったシャラポアの渾身のリターンがサイドアウトした。あれが入っていたら・・と想像するに恐ろしい。

§スタッツを見ると、エナンの第3セットのファーストサーブの入りは51%。後半上げてきたのだろうが、前半は軽く40%を切っていたことだろう。今日はパソコンでスタッツを見る余裕はなかった。シャラポアは78%だ。とてもよく決まっていたし、ダブリはなかった。エナンは今日も4本のダブリを犯した。
シャラポアのファーストサーブのポイント獲得率43%。セカンド33%。エナンのファーストサーブのポイント獲得率67%。セカンド54%。このスタッツだけが結果をストレートに表しているのだが、この意味はビデオを見直しながら堪能しよう。

§中盤からはまったく互角の戦いだった。シャラポアの強打の連打。なんなんだ、あれは。あれだけ打っていてエラーは8本だ。しかしその8本が、そのままエナンの勝利につながったと思う。つまり、大事なポイントで出た。しかし、あれがシャラポアのテニスなのだ。エナンがブレイクポイントで強いセカンドを打ってダブったように、自責の念に駆られるエラーではないと思う。
本当にエナンはよく凌いだ。ディフェンスのスライスが低く深く伸びた。あれでシャラポアのネット攻撃を防いだ。隙をついて厳しいコースに打ち込んでいった。目を覆いたくなるようなコースに。それは両者、あるポイントでは決まり、あるポイントでは決まらなかった。そういうゲームだった。

興奮冷めやらぬとはこのことだ。これが3回戦か。

Henin holds nerve to dispatch Sharapova in Paris

>>“It was a difficult third-round match, but I’m the world number 23 so I’m not spared by the draw.”
<<「私は23位なんだから、ドロウに余裕なんてないわ」
試合後のコートサイドインタビューでエナンはこう言っている。

4回戦の相手はストーサー。予想通りだ。試合は明日、月曜日。

ALLEZ! JUSTINE!
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2010年05月29日

2回戦インタビュー

interview

Q. You want to just assess yesterday and then today's performance and how you feel overall?
Q 昨日と今日のプレイをどう分析しますか?

JUSTINE HENIN: Yeah, it was a difficult day for everyone yesterday. As, you know, at some point I thought, well, I'm gonna play and then I'm not gonna play and then I'm gonna play. So it was really difficult, but I just tried to keep focused.
It was really dark last night when we played from the beginning of the match, and at the end, both of us, we couldn't see anything, so it was really I mean, it was very strange.
But, yeah, I was leading. I did a good job. In these conditions it was a good job, and then I came back pretty confident on the court today. I just had to finish a good job, and that was good enough. So I felt pretty good out there.
JH 昨日は誰にとっても難しい日でした。プレイできるかなと思うと、できない、と思うとできる。本当に難しかったけれど、ただ集中するようにしていました。昨夜は試合が始まった時から本当に暗くて、最後の方はふたりともほとんど何も見えない感じでした。だからすごく変で。でも私はリードしていたし、いい仕事をしました。こういったコンディションの中でいい仕事をしました。今日は自信を持ってコートに戻ることができました。

Q. You've had two matches both good enough. Now into the third round you might have to play Maria, and all of a sudden the intensity level, I would think, would have to go up very high.
Q マリアとの3回戦、突然、緊張感のあるレベルになります。レベルを上げないといけないですね。

JUSTINE HENIN: Yeah, of course. It's gonna be an interesting match. Comes very early, of course, third round, but I expect a big fight as we always had in the past. It's gonna be very exciting to play her again, you know, in the second career.
I think, of course, I'll have to raise my level and really put the intensity, the concentration, and the motivation is gonna be really high just to keep going in this tournament. I know it's gonna be a tough match, but I feel ready for it.
JH ええ、もちろん。面白い試合になるでしょう。早すぎるラウンドですよ、もちろん。過去にしてきたようなビッグファイトになると思いますよ。彼女との対戦、とてもエキサイティングしています、私のセカンドキャリアの。もちろん私はレベルを上げないといけませんし、緊張感と集中力を持って臨まないといけません。それとこの大会を勝ち進むためのモチベーションは本当にハイレベルなものになるでしょう。タフマッチになることはわかっています。でも準備はできています。

Q. I remember you talking about Australia, about the last time you had played Maria, which was Australian Open. That was one of the matches when you knew maybe you don't have the motivation to continue anymore. So can you talk about your form now and how you're feeling now versus that time?
Q オーストラリアでマリアを対戦した時、あなたが話したことを覚えています。あなたが、たぶんもうモチベーションを持ち続けられないと知ったという試合です。

JUSTINE HENIN: Yeah, it seems so far away. I mean, even seems like it never existed, that moment. I didn't want to be on the court anymore at that time, and now I have a lot of motivation to be out there and to fight and try to keep winning.
So the situations are very different, of course. But we had a lot of good matches in the past. I played her here at the French in 2005, I think in the quarterfinals. Yeah, I hope we can play a good match. That's for sure.
JH ええ、もうとても遠いことのようです。決して消えることはないでしょうが。あの時はもうこれ以上コートの上に立っていたくなかった。今は大きなモチベーションを持って、勝つためにファイトし続けるつもりでいます。
だからシチュエーションはまったく違います、もちろん。私たちは過去にいくつもいい試合をしている。私は2005年にここで彼女と対戦したことがあります。クオーターファイナルだったと思います。いい試合ができることを期待していますよ、フォーシュア。

→つづき
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2010年05月28日

RG2回戦

Friday, May 28, 2010
Singles - Second Round
(22) Justine Henin (BEL) d. Klara Zakopalova (CZE) 63 63

昨日、日没サスペンデッドの2回戦は、コート・フィリップ・シャトリエの第2試合。セカンドセット、エナン32からの試合は、15分ぐらいですっと終わりました。
まず、ブレイクして入って42。次のゲーム、30−40からダブってブレイクバックを許す。その次のゲームでラブ40のブレイクポイントで、今度はザコパロバがダブって、またブレイク。サービングフォーザマッチでは40ラブに持っていってから4ポイント連取されてブレイクポイントを与えるが、しのいで、最後はフォアハンドの切り返し、ダウンザラインに決めた。

§昨日は雨のおかげで、試合開始が夜の8時15分頃。おまけに曇っているから、よけいに薄暗い。こりゃサクサクやらないとサスペンデッドだと始めからわかっていた。だからエナンは急ぐんじゃないかと思っていたのだが、そうでもなく、相手に打たせていた・・と私は思う。長時間練習も出来ずに待たされた上にコートが薄暗くて、調子が乗らなかっただけかもしれないが、エナンのプレイは重かった。相手も重かった。でも、かなりスパスパ打ってくる選手だった。サーフェスが湿って、エナンの球の勢いが削がれただけかもしれないが。しかしエナンは相手にスパスパ打たせて、それに対応する、そんなプレイを選択したようにも見えた。シャラポア戦を想定して、だ。
今日は晴天。昨日よりは相手を左右に振って、いつものプレイをしていたように思う。

§さあ、これでシャラポアとの3回戦が実現した。シャラポアはフリプケンスにエナンと同じ63,63で勝利。シャラポアのスタッツを見ると、かなりいい。ファーストのアベレージは170キロだし、セカンドも157キロ。これはかなり速い。エラーは8本と少ない。
エナンも今日はセカンドサーブも強めに打っていたように見えた。セカンドのアベレージは149キロ。しかし昨日の分を差し引くと、おそらく今日は150キロを超えていると思われる。
シャラポアの試合を見ていないので、実際の調子がどうなのかわからない。少なくとも悪くはなさそうだ。一方エナンの出来は、まだ50から60%ぐらいに見える。沸々と期待が高まる。3回戦は明日だ。

§今大会、ここまでエナンの試合はWOWOWの放送枠に入っていない。昨日は雨の影響で、錦織の試合がキャンセルとなったおかげで見られたけれど。1回戦は伊達とかぶるし、今日は錦織対ジョコビッチともろに被ってしまった。ツイてない。でも明日のシャラポア戦は放送確実と思う。

2R stats

→つづき
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2010年05月26日

RG1回戦インタビュー

今年のフレンチOSのインタビューページはビデオ併用。いいではないか。全員ではないけれど。

interview

J. HENIN/T. Pironkova 6-4, 6-3

Q. You looked very happy at the end of your match. It must be great to be back at the place you've had success in the past.
Q 試合が終わって、とてもうれしそうでしたね。

JUSTINE HENIN: Yeah, I was feeling very happy just to be back on center court, and it's something that I never expected in the past anymore.
It was the case again today. I really, this morning, when I woke up and before walking on the court, I didn't know really what to expect and how I was going to deal with my emotions. At that time I felt like, well, I've never played on this court, you know. I've played so many times on that court.
But as soon as I walked in and I was into my match, I felt a lot of things were coming back. It was just fantastic to share this again with the crowd as they gave me one more time great support. So it was very good to be back. It was an honor for me to be scheduled on the center court. It was very nice from the organization, also.
JH ええ、センターコートに戻って来られて、とてもうれしいです。もうないことだと思っていたことです。でも今日また来ました。今朝起きて、コートに入る前、私は自分がどんな気持ちになるのかまったくわかりませんでした。まるで、まだこのコートでプレイしたことがなかった時みたいに。何度もここでプレイしてきたのに。
でもコートに足を踏み入れた途端、私は自分の試合に入っていました。たくさんのものが蘇ってくるのを感じました。また観客とこれを分かち合えるのは素敵なこと。彼らは私にもう一度素晴らしい応援をしてくれました。帰ってきてよかった。センターコートにスケジュールしてくれたのは光栄です。運営者に感謝します。

Q. When you first walked in, there were not many fans in the stands, but by the end they gave you a very nice standing ovation. Tell me about when you first walked in, your first reaction being back on that court.
Q あなたがコートに入って来た時はまだスタンドにファンは多くなかったけれど、最後はナイススタンディングオベーションでした。どんな気分でしたか?

JUSTINE HENIN: Yeah, it was something strong. I mean, just because, like, I say it was something I never thought I would be back here, you know. When I was here two years ago and last year, it was just as a spectator. I never thought, well, I'll be on this court again.
Last few days I worked pretty good. I was feeling nervous about how I was going to come into this tournament and with a lot of motivation, of course, but I also was very nervous, which was normal. It's my tournament, and I didn't know really how I was going to deal with my emotions.
It was a very nice moment, and at the end it was, after my victory, much better again.
JH 何か力強いものを感じました。だってここに帰って来るとは思っていなかったわけですからね。2年前も昨年も、ここに観客として来ました。このコートに再び立つとは思ってもいませんでした。
この数日、練習はとてもいいです。この大会にいかに入るか、とてもナーバスになっていました。もちろん大きなモチベーションもあって、やはりとてもナーバスになっていました。当然ですけどね。私の大会です、自分の感情をどうするか、本当にわかりませんでした。
とてもいい瞬間でした、勝利の後はもっといいですね。

→つづき
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RG1回戦64,64

5/25(火) ローランギャロス3日目。
(22) Justine Henin (BEL) d. Tsvetana Pironkova (BUL) 64 63

今日はWOWOWの放送コートがずっとスザンヌ・ランランなので、記念すべきエナンのRG復帰戦はライブストリームでした。
今日は伊達の試合があり、他もスザンヌ・ランランさんのほうがいいメンツが揃っているから、WOWOWの選択はわかります。その甲斐あって、伊達さん、サフィナに大々々逆転アップセットだし。すごかった・・。

エナン、おめでとう! 
ひとつの順当勝ちに過ぎないけれども、私はとてもうれしい。
やっぱりバイオレットなピンクで登場↓
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§静かな復帰戦だったと思う。火曜の第1試合ということで、センターコートのスタンドの人はまばらだった。始めに開けたライストの画面がスタックしてため入場シーンを見逃したが、ジュスティーヌ・エナーンのアナウンスと精一杯の歓声を聞いた。どんな顔で入場してきたのだろう。

§試合が始まった。エナンは硬かったなあ。そう見えただけか? 肩のあたりにギリギリ力が入っているように見えた。GSの初戦はいつも、そうなのかもしれないけれど。
相手のピロンコワ。サーブが速かった。190キロ近いのをコンスタントに入れてきた。今日も今のところお天気でサーフェスは速いようだから、かなり効いたと思うけれど、エナンはけっこうちゃんとリターンできていた。これからもビッグサーバーと当たるから、いい練習になったのではないか。
スマッシュの多い試合だった。深いストロークで押して、浮いてきたボールをバシバシ。1本、難しいのをミスっただけ。ドロップもよく決まっていたなあ。ネットは何度もパスを抜かれていたけれど、よくトライしていた。ウイナー34本。エラーは20本だから、いい出来だと思う。
第2セット、20からブレイクバックされて23となった第6ゲームでラブ40になったけれど、バックのクロスコートのウイナーでデュースに持ち込み、最後はエースで締めてキープ。ここからギアが上がって、第7ゲームを今度はラブゲームでブレイク。ハイバックボレーをガツンと決めた。最後の第9ゲームも押しまくって、リターン2本で決めた。

interview

§インタビュー映像を見ても、エナン、何だか硬い。記者から「君は子供のころからそんなに真面目なの?」と聞かれて、「4歳か5歳か6歳のころのビデオを観たことがあるけれど、こんなだった」と答えている。答え方が真面目だ。でもオフコートでは「ずっと喋り続けているのよ」と相当おしゃべりらしい。信じられない。
会場にはキムが来ているらしい。試合後にちょっと話したと言っている。キムは何しに来たのだろう?

2回戦の相手はスレボトニクを破ったザコパロワ。対戦なし。「難しい名前ね」とエナン。そんなことより、カルロスはちゃんと偵察に行ったのかな? 初対戦はヤッカイだからね。..と書いたところで今日の試合結果を見たら、エナンと同じ時間帯に試合をしている。これじゃ偵察できていないだろう。
チェコのKlara Zakopalova クララ・ザコパロワ。79位。年齢はなんだ、エナンと同じだ。私もまったく見たことない。どんな選手なのか。ワクワク明後日を待ちましょう。今度はスザンヌ・ランランになりそう・・。

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2010年05月24日

RG開幕

ローランギャロス2010が開幕しました。
エナンの初戦は25日(火)。ナダル君とそろい踏みだ。セレナとヤンコビッチは24日(月)。

ライブストリームLiveScoreHunter

快晴のパリです。最近は好天が続いたらしく、サーフェスは速いと言っています。ただ週間天気予報では、火曜から金曜までは雨が降る確率あり。エナンにとってはどっちがいいのか。エナンの調子がわからないので、何とも言えません。

エナンは木曜日かな、パリ入り。元気に練習に励んでいる模様。

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↑金曜日の練習中

■Telegraphの記事French Open 2010: Justine Henin rekindles French love affairによると、最近まで抗生物質を服用していたようで、"My clay-court season has been difficult," she said.
ローランギャロスにやって来て、まずしたことのひとつは「以前使っていたロッカーを探すことだった」と言っています。ちゃんと見つかったでしょうか。誰かが使っていなかったでしょうかね。そのロッカーも、まさかまたエナンに使ってもらえるとは思っていなかったでしょう。

Henin could meet Sharapova in 3rd, Serena in QF
By HOWARD FENDRICH, AP Tennis Writer
今年は何でしょう、エナンとセレナの対決がクローズアップされるのは当然として、今さらながらに2003年のハンドアップインシデントを持ち出す記事が多いです。やはりローマでのセレナ対ヤンコビッチ戦、セレナのハンドアップが焼けぼっくいに火を付けた形で、ライターがまた面白がって書いているのでしょうか。
APの記事には、いまだに「エナンが嘘ついた」と明記しているものもあります。間違い伝言ゲームは決して真実を伝えません。一度踏み外したレールは永遠に元の軌道に戻らないのだと知ります。
ここに改めて書いておきます。あれはエナンが嘘をついたのではありません。あの場面、エナンは何も言っていない。審判はエナンのハンドアップを見ていながら、エナンのタイムアウトを認めなかったのです。セレナはファーストサーブを打ち、それはネットに掛かりました。エナンが手を上げたから、というのがセレナの言い分です。しかし「手を上げたのが見えたのなら、なぜ打ったのか?」 この観点が抜け落ちた議論は滑稽です。セレナサイドからしか事態を見ていないのですから。

エナンにはタフなドロウが待ち受けています。もっともタフなドロウと言ってもいいかも? あ、AOもすごかった。それでもセレナ戦が見たい。がんばれエナン。

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2010年05月21日

RGドロウ!

出たあ!!

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Wemen's Draw

わーあああお。何か既視感のあるドロウ・・・と思い起こすまでもない。2007年の再現だ。セレナと同じクオーター山。
エナンのことだから、どーせタフドロウを引くだろうと思っていたが、今回は本当にスゴイ。

3回戦・・第12シード、シャラポワ! 素晴らしい。復帰後、初の対戦となる。最後の対戦は忘れたくても忘れられない2008年AO。ベーグル食らったクオーターだ。リベンジ必至!
4回戦・・第7シード、ストーサー!! 今年のクレーで好調を誇った注目の選手である。昨年のセミファイナリストだからフランスでもある程度評価されているだろう。今年のシュツッツガルト決勝の再現でもある。今大会屈指の4回戦。
QF・・第1シード、セレナ!!! 来たあ! テニスの神様はどうしてもこの二人を当てたいらしい。しかし、どうしてここで当てちゃうかなあ。できればセミにしてほしかった。

で、1回戦はピロンコワ。決して油断ならぬ相手。2回戦はスレボトニクとザコパロワの勝者。

§ドロウを見ると、一目してトップハーフが重い。というか上半分の激戦区ぶりが目立つ。セレナ、エナン、シャラポア・・シャラポアは今ストラスブールでセミ進出という状態で、調整を図っている。
下半分のクオーターはヤンコビッチが張っている。注目選手はサフィナと言いたいところだが、今年は不調。あとはラドワンスカ、ウイックマイヤーといったところで、比較的オープンな山だ。
ボトムハーフの注目はビーナス山だ。ビーナスは初戦でシュニーダー。今年はシード外になっているシュニーダーだが、クレーでは見逃せない選手。できればエナンと当たってほしかった。そしてこの山には、マドリッドで大活躍のアラバン・レザイが入った。4回戦でビーナスと当たる。マドリッド決勝の再現だ。そしてデメがいる。
ボトムの上のクオーターはディフェンディングチャンピオン、クズの山。そのクズが今年は絶不調をかこっており、ここはオープンだなあ。

というわけで。今大会も大注目のエナン山である。第22シードだから、こんなことになる。

§男子のドロウ。
Men's Draw

こちらはフェデラーが4回戦ソダーリングと当たるってあたりが、とりあえず話題かな。フェデラー対マレーのセミかな。ナダル対ベルダスコのクオーターは楽しみだ。
男子の注目は、絶好調ナダルがタイトル奪回! vs フェデラーがディフェンドできるか!? の1点に尽きる。特に最近、ジョコビッチとマレーの調子が上がっていないし、ダビデンコとデルポトロは欠場ということもあって打倒ナダル候補も手薄な感じ。毎年RGの話題がナダル対フェデラーに収斂する図は2005年から変わらない。今となっては風物詩の感がある。それでも毎年、その趣に異なるものがあり、味わい深い。

対する女子。今年はいつになく不穏ではないか。本命がはっきりしない。ブックメーカー的にはエナン、セレナ、ヤンコビッチ、ストーサー、ビーナスあたり? 加えて伏兵にレザイ、デメ、ローマでいきなり優勝のサウスポー、マリア・ホセ・マルチネス・サンチェス?(長いぜ)。なのだが、上位シード及びエナンがそろって不安定ということで、どーもピリッとしないのだ。マドリッドでエナンがガツンと優勝でもしていれば、もっとはっきりした焦点が出来たのだろうが。
しかし、このドロウでクオーターまでの焦点はハッキリした。

3年ぶりにローランギャロスに戻ってくるエナン。その会場の片隅にはジュスティーヌ・エナン通りがある。1年後にラケット持って戻ってくるなんて聞いてないぞー!^^ と、きっとそのアレーは言っている。
ところでウエアはやっぱり、あのバイオレットなピンクなのだろうか。あの色、赤土の上にはいまいちなぁ、ぶちぶち。。会見のビデオを見ると、左手小指にはまだギブスを付けている。風邪はもういいのか。調子はどこまで戻っているのか。
がんばれエナン。コート・フィリップ・シャトリエが待っている。

posted by ochappa at 21:53| Comment(12) | TrackBack(0) | 2010 Roland Garros | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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