2007年08月21日

トロントインタビュー

■トロント・ロジャースカップ ファイナル・インタビュー
August 19, 2007
ASAPより適当に訳。

>>Q. Where do you find the fight on a day like this where, you know, last night you're not sure if you're even going to be able to play? And there were so many moments in the first set and second set that you had to, obviously, fight back to get back in the match.
Q ファーストもセカンドも盛り返さなくてはならなかったね?

JUSTINE HENIN: I love these situations. That's what I love the most in my job. That's my passion. Sometimes I have the feeling I let go a few games and put me in a difficult situation. I don't know if I like it, it's not good, not a good way to act.
But I love when it comes to 4 or 5-All, and It's going to be a really important moment during the match. I love this kind of situation, so that's why I love to compete. It's because of these moments. Especially during finals.

JH こういう場面が大好き。一番好きだわ。私のパッションね。時々、何ゲームかやってしまって、自分を難しい状況に置いてしまうことがある。こういうのが好きかどうか、いいのかどうか分からないけれど。
でも、私は4オールとか5オールとかが大好きで、それは試合のすごく重要な場面よね。私はこういう場面が好きで、だから私は戦っているの。こういう場面があるからこそ。特にファイナルのね。

Q. Today it almost seemed like you were teasing yourself. You'd get to a point and you'd have a little setback, and come out and dig yourself a little hole.
Q 今日はもう少しでやられてしまうところでしたが。

JUSTINE HENIN: I played my best tennis when it was very close at the end of both sets. So played a great tiebreak. Then at 5-All in the second set, I was down 4-2 again, 4-1 in the first, 4-2 in the second.
So I think it's been, yeah, good the way I came back in the match every time. But it's in my personality also a little bit. That's the way I am, and I think I'll never change that.

JH 両セットの終盤に、自分のベストテニスをしました。素晴らしいタイブレークでした。それからセカンドセットの5オール、私はまた42ダウンでしたが、ファーストは41ダウンで、セカンドは42ダウンね。
私は、Yeah,どんな試合でもカムバックするの。少しは私の性格のせいでしょうね。これが私だし、変わらないと思うわ。
<<<

ということで、ホントに変わりませんね、言うことが。こちらがスコアボードの前で居ても立ってもいられないほどやきもきする状況が、エナンの大好きな時なのです。

ファイナル後、木曜までトロントに滞在する予定だそうです。ちょっと休んで、ナイアガラの滝でも見に行って、火曜から練習、木曜にニューヨークへ発つそうです。

肩の具合は、ファイナルの前日、かなり炎症を起こしていたということ。セミファイナルのセカンドセットから気にしていました。
ファイナル当日、ツアーのフィジオに念入りにマッサージしてもらった後、「気にするともっと良くないから」と思って、あまり気にしないようにして試合に臨んだそうです。

一方のヤンコですが、「彼女に勝つにはどうしたらいいと思うか?」と聞かれて、こんなふうに答えています。
>>if I played against her and she has a bad day, you know, then I would love it. But she always seems to play (laughing) -- she always seems to have like great days against me. She plays, I mean, amazing tennis against me. How am I supposed to win, you know?

<<「彼女と対戦する時に、彼女がバッドディだったらいいんだけど。でも彼女はいつも、私とプレイするときはいつもグレイトディみたいなのよね。私とやると素晴らしいテニスをするの。どうしろっていうのよ〜」といった感じで笑えます。

彼女は昨日のファイナルは素晴らしいハイレベルマッチだった、自分もベストを尽くしたけれどもエナンの方がもっとよかったと繰り返し述べています。

>>・・・・ And for me, it's great always to pair up against her and see what I can do and what I can improve. It always can make me better

<<「エナンとプレイする時、いつも自分のできること、そして向上できることが見える。エナンとの試合はいつも私を強くしてくれる」と、ヤンコは言っています。

非常に率直です。以前から率直でしたが、少し前まであった稚拙さが影を潜めたように思います。これを読んで、ヤンコはもっと強くなれそうだなあと思いました。
これからセルビア勢が、かつてのベルギー勢のように活躍する日は現実になるのでしょうか。もしそうなった時、コワイのはイワノビッチよりヤンコの方だと思います。

■USOPENシード発表

1. Justine Henin
2. Maria Sharapova
3. Jelena Jankovic
4. Svetlana Kuznetsova
5. Ana Ivanovic
6. Anna Chakvetadze
7. Nadia Petrova
8. Serena Williams
9. Daniela Hantuchova
10. Marion Bartoli
11. Patty Schnyder
12. Venus Williams
13. Nicole Vaidisova
14. Elena Dementieva
15. Dinara Safina
16. Martina Hingis

思い切り気が早いですが、4回戦でヒンギスと当たれ!
よろしくドロウ。


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2007年08月20日

F76(3),75

トロント決勝
Justine HENIN (BEL)[1] def. Jelena JANKOVIC (SRB)[2] 7-6(3) 7-5

2時間18分! 6つ目のマッチポイントを決めて、エナン優勝。
セカンドセット5オールからの第11ゲーム、エナンのサーブで、デュース9回@@ 第12ゲームはラブ40と3マッチポイントからデュース。長い長いスゴイ試合でした。
とにかく、おめでとう!
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2007年08月19日

SF63、60

Saturday, August 18, 2007

Singles - Semifinals
(1) Justine Henin (BEL) d. (Q) Yan Zi (CHN) 63 60

ファーストセット中頃まではグズグズしていましたが、2ブレイクされてからは一気でした。
肩をちょっと気にしていたようですが。休み明けですからね。

決勝はゴロちゃんを希望。
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2007年08月18日

QF76(4)、63

Friday, August 17, 2007

Singles - Quarterfinals
(1) Justine Henin (BEL) d. (6) Nadia Petrova (RUS) 76(4) 63
(2) Jelena Jankovic (SRB) d. Virginie Razzano (FRA) 75 62
(12) Tatiana Golovin (FRA) d. (3) Svetlana Kuznetsova (RUS) 26 75 61
(Q) Yan Zi (CHN) d. (7) Marion Bartoli (FRA) 62 30 ret. (viral illness)

ここのところいつも競るペトロワ戦。昨日もファーストセットは先に破られて03、14、35とリードされたようです。
セカンドセットからスコアボードを寝ぼけながら見ていました。先にブレイクして20。それから1つずつブレイクし合ってエナン31。
その後はキープが続いて63で決めました。
かなりの強風だったようです。
セカンドセットのファーストサーブの入りは62%。
試合が終わったのが遅かったせいでしょうか、インタビューのアップはなし。

本日セミファイナル、相手は中国のYan Zi。これまた見たことない選手ですが、なんだか調子よさそうなので、きっちり締めてもらいたいです。それにしてもバルトリもウイルス性の何かで途中リタイア。なんだか最近はやっているようですが、インフルエンザですかね?

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3回戦75、62

Thursday, August 16, 2007

Singles - Third Round
(1) Justine Henin (BEL) d. Peng Shuai (CHN) 75 62

■3回戦インタビュー
ASAP

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2回戦のビデオを見ました。
エナンの動きは休み明けとは思えない、とても良かったです。
リターンがいいんです。サービス&ボレーにも何度もトライして、半分くらい失敗していました^^
相手のスロベニアの読めない選手は、ものすごいバシバシのハードヒッターで、最近こういう若手が多い。決まれば誰にも取れないウイナー。でも、それ以外の決め手がないという。

エナンのサーブのフォームが少し変わりました。右腕のスイングを少し下に落とすようになっています。エナンは去年のちょうど今頃、パイロットペンでサーブフォームをチェンジ。新フォームは、これまでのと2006年パイロットペン前との中間といったところでしょうか。体のひねりがより多く使えるフォームだと思います。

そしてウエアのせいなのか、ちょっと身体が細くなったように見えます。ま、ビデオで見てますので、ウインドウズプレーヤーの画像か、テニスチャンネルの画像のせいかもしれません。今回の赤×白のウエア、どうも違和感があるのですが、それはスコートの下半分から白ということで、ちょっとワンピースっぽく見えるせいだと思います。ま、エナンはいつものようにのしのし歩いていましたから、あとは見る側の慣れの問題でしょう。




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2007年08月16日

初戦63,61

トロント2回戦。

(1) Justine Henin (BEL) d. (Q) Andreja Klepac (SLO) 63 61

ファーストセットは先にブレイクされて35と相手のサービングフォーセットまで行きました。それから2ブレイクで逆転取りした後は、サクサク行ったようです。
(*以上全部訂正*ファーストセットで先にブレイクしたのはエナン。すぐにブレイクバックされて3オールとなるが、そのあと3ゲーム連取で63。私は何をトチ狂ったか、まったく違うデータを読んでしまったらしい*)

ウエアは赤! でした。スコートは下半分が白くて、これ似合っているのかなあ。

3回戦の相手は、中国のペン。本日、第2試合。

■2回戦インタビューより
ASAP

>>Q. Since you've been here, you've been asked a lot of questions about your last competitive match which was the semifinal at Wimbledon. You said you'd try to take that as a learning experience. Now that you've had a chance to reflect on it for like a month, what exactly did you learn from it?

JUSTINE HENIN: Well, I just took a few days to think about that, and now that's from the past. I just want to move forward and look at this tournament and be focused on the future.
But you know sometimes you just have to accept that you have moments of weakness, that's it. Physically, mentally, that emotionally it's a little bit too much.
I thought my match against Serena was one of the most emotional match of my career, because it was the first time I did beat her on another surface than mine on the clay. So it's been very emotional. It took me a lot of energy. Yeah, I think that there was a better player in front of me, and sometimes you have to accept that. That you're not at your best, and the other one can compete, the other one can win. And you need a lot of humility to accept this kind of situation. That's very important. That's what I try to do right after Wimbledon. And even if it's painful a little bit for a few days, you learn a lot of things about yourself, too.

<<Q ウインブルドンのセミファイナルについてたくさん聞かれたでしょうが、あなたがあれから学んだことは何ですか?

JH あれについて何日か考えました。今はもう過去のことなので、これからのことに集中したいと思っています。
ただ、時には自分の弱さを受け止めなければならないってことです。体力的に精神的に、感情的に、ちょっと耐えきれなくなるんです(too much)。
私はセレナとの試合が、キャリアの中でもっともエモーショナルな試合のひとつだったと思っています。自分の得意なクレーコート以外でセレナに初めて勝てた試合でしたから。とてもエモーショナルでしたし、かなり消耗してしまいました。

自分の目の前に自分より優れたプレーヤーが立っている、それを時には認めなくてはいけない。自分がベストではなく、相手がいい選手で相手が勝つかも知れない、そういう状況を謙虚に受け止める必要があります。それは大事なことです。それが私がウインブルドン後にしようとしたことです。たとえ何日かは辛くても、私はそこから多くのことを学ぶんです。<<

インタビュー太字部分を読んだ時、私はそれこそ感情的にワッと来ました。
私も、あの試合はエナンのキャリアのベストマッチのひとつだと思いますし、エナンのこれまでの努力は「この勝利のために」と思えるほどうれしかった。客観的に見れば、セレナは負傷を抱えていたわけですから、エナンが勝って当然と思われたかもしれない。それでも、エナンがあの勝利で精神的にカラになってしまっただろうことは想像に難くないです。
このインタビューを読んで、エナンは大きな大きな壁を越えたのだろうなと思います。セレナとの初対戦から6年。クレー以外ではずっと負け続けてきたエナンが、ついにその壁を破りました。エナンとセレナの対決は、これでまた新たな幕を開け、次のレベルへと移行する。私はこの二人の対戦こそが、内容がどうであれ女子テニスの最高峰であり、最先端であると思っています。だからUSOPENでも対戦してほしい。できれば決勝で! 見果てぬ夢はまだまだつづく。

posted by ochappa at 23:43| Comment(6) | TrackBack(0) | 2007/7〜NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Rogers Cup

初戦はスロベニアのAndreja Klepacという選手との対戦です。
予選上がりでWTAのオフィシャルサイトにプロフィールも載っていない選手で、当然、初対戦。最近、初戦あたりだとこういうパターンが多いのですが、初戦なだけに初対戦というのが気になります。

■Henin getting thrills on court, not jumping out of planes
Reuters

大会前のインタビューだと思いますが、ロイターの記事によると、もう1年ほど、スカイダイビングはしていないそうです。「アドレナリンはコートから十分得ているので、もう12,000フィートまで上がる必要はない」とのこと。それは何よりなのですが、1年前からピエール君との仲が怪しかったのかなと思ってしまいました。
注目すべきはこのコメント。
>> "Wimbledon seems far off for me now but it is true I have the feeling of the need for a little bit of revenge," said Henin, winner of five titles this season.

<<「ウインブルドンのことはもう気になりません。でも、ちょっとリベンジの必要を感じているのは事実です」<<

私はこの一言をとてもうれしく思います。

>>"My goal is to try to stay number one player in the world and what is going to help me do that is to win matches. My first opponent here in Toronto is my next goal.

"I've proved many times in the past I can play very well on the hardcourt. I won the U.S. Open four years ago so I can play well on this surface."

<<「私の目標はナンバー1でいられるようがんばること」だとエナンは言っています。「ハードコートでもいいプレイができることは、過去に証明している。数年前にUSOPENで優勝しているし、私はこのサーフェスでもいいプレイができる」<<

〜〜〜〜〜〜〜

トロントとUSOPEN、たった2つしかないのですが、セレナとビーナスとイバノビッチとクズとデメとの対戦が見たいです。今大会はウイリアムズが出ていませんので、気が早いのですが、USOPENでまたセレナ、あるいはビーナスと対戦してほしい。USOPENのエナンとウイリアムズ姉妹対戦は、2001年のセレナ戦(4回戦)しかありません。今年こそ見たいです。よろしくドロウ。

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2007年08月15日

シャラポ、チェルノブイリへ行く

APにこんな記事がありました。

Maria Sharapova plans 1st trip back to Chernobyl since family fled
AP

シャラポアの両親は、チェルノブイリから80マイルしか離れていないベラルーシのGomelという町に住んでいました。チェルノブイリ事故後、祖父の住んでいたシベリアへ移り、事故から約1年後、シャラポアはNyaganという町で生まれています。
そんな生い立ちもあって、U.N. Development Program(国連開発計画)の親善大使に任命されて、2月にはチェルノブイリに10万ドルの寄付をしました。この記事では、来年のおそらく7月に、同じくUNDPの親善大使としてチェルノブイリを訪問する予定だと報じています。
ほんの数日の滞在に留まるだろうけれども、「フリースケジュールは年間28日間しかない」と言うシャラポにとっては、えらいことでしょう。

今はソチ(2012年の夏期オリンピック開催地になった所)がホームタウンだそうで、テニスキャリア後はそこにテニススクールを開きたいとも言っています。

シャラポは今や女性アスリートの中では世界一稼ぐスーパースターですから、いろんな所から寄付の話は持ち込まれるでしょうし、“なんとか大使”に引っ張り出されることも多いと思います。私は詳しく記事を追っているわけではありませんが、シャラポがその知名度を使って社会貢献しようとする姿勢は立派だと思います。

同記事によると、シャラポは「あと7年はテニスをやる」と言っているそうです。妙に具体的な数字を出すものだなと思いますが、キムみたいに24歳で引退などとは考えていないようで、うれしいです。シャラポにも、ぜひ長くツアーを賑わせてほしいと思います。
とりあえず、脚の怪我を治して、いい状態でUSOPENに来てほしいものです。エナンとのリベンジマッチが見たいですからね^^











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2007年08月12日

トロントドロウ!

カナディアン・オープンRogers Cupのドロウが出ました。
USOPENシリーズ、ナンバー1プレーヤーがやっとお出ましです。

DRAW
◆Top Half

(1)HENIN, Justine vs BYE
BONDARENKO, Kateryna vs (14)SREBOTNIK, Katarina

(10)SCHNYDER, Patty vs MEDINA GARRIGUES, Anabel
BYE vs (6)PETROVA, Nadia

(4)IVANOVIC, Ana vs BYE
QUALIFIER/LUCKY LOSER vs (15)BONDARENKO, Alona

(9)SAFINA, Dinara vs QUALIFIER/LUCKY LOSER
BYE vs (7)BARTOLI, Marion

◆Bottom Half
(8)DEMENTIEVA, Elena vs BYE
VAKULENKO, Julia vs (12)GOLOVIN, Tatiana

(16)SAFAROVA, Lucie vs QUALIFIER/LUCKY LOSER
BYE vs (3)KUZNETSOVA, Svetlana

(5)CHAKVETADZE, Anna vs BYE
KRAJICEK, Michaella vs (11)PEER, Shahar

(13)BAMMER, Sybille vs LOIT, Emilie
BYE vs (2)JANKOVIC, Jelena

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ようやくナンバー1が帰ってきました。
十分休養は取れたことと思いますが、果たしてどんな調子なのでしょう。フタを開けてみるまでわかりません。
シードはヤンコ、クズ、イワノビッチと続きます。こうしてみるとホントに、ほぼ世代交代が済んでいる感じ。
2回戦の相手は予選上がりとメイレン・チュの勝者。順当に行けば、クオーターでシュニーダーかペトロワ。セミでイワノビッチかバルトリ(!)さんです。

シャラポアが今週行われているロスの大会で、左脚負傷によりセミを棄権、トロント欠場となりました。
ほかはビーナスとヒンギスが欠場。チャクベターゼ欠場のニュースが出ていますが、今のところドロウにはまだ名前が載っています。
セレナは左手の指の負傷が長引いているのか、USO直前のパイロットペンにエントリーしているだけ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

NYからトロント入りするフライトで、エナンの荷物が行方不明になるというトラブルがありました。まあ、たいしたことなかったようですが。ちゃんとビジネスクラスを使っているんでしょうね?

7月のウインブルドン以降、家族とバケーションに出たり、アルマーニ姿でファンをギョッとさせたり、20Heartsの子供たちとスイスで過ごしたり、卓球したり、新しいボーイフレンドの噂が出たりと、試合がなくても話題豊富だったエナンです。
「残りのシーズンもナンバー1シードでいられるようがんばる」と言っています。USOPENも、もちろん優勝を狙っているでしょう。ここはぜひ狙ってもらいましょう。

シャラポやセレナの怪我がUSOPENまでに間に合うのか、ヒンギスは持ち直せるのか、気になります。
今日、ロスではイワノビッチとペトロワの決勝戦。このふたりとヤンコもUSOPENでは、いい線行くはずです。

いよいよUSOPENシリーズ開始です。
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2007年08月02日

WTAチャンピオンシップス出場権ゲット

8月1日、エナンは年末のWTAソニーエリクソンチャンピオンシップスの出場権を獲得。開催は11月6日〜11日。
レースランキング1位のエナン(3245ポイント)と、2位のヤンコビッチ(2990ポイント)の二人が確定しました。
たしか昨年は、ニューヘイブン大会の頃にエナンとモレスモが確定していましたが、今年はそれを上回る速さです。
昨年ほどポイントは稼いでいないはずですから、これの意味するところは、他の選手のポイントが低い、相対的にどんぐり状態ということでしょう。

■現時点のレースランキング。

1 HENIN, JUSTINE BEL 3245.00 (9大会)
2 JANKOVIC, JELENA SRB 2990.00 (18)
3 IVANOVIC, ANA SRB 2431.00 (13)
4 KUZNETSOVA, SVETLANA RUS 2161.00 (12)
5 WILLIAMS, SERENA USA 2141.00 (7)
6 CHAKVETADZE, ANNA RUS 1910.00 (14)
7 SHARAPOVA, MARIA RUS 1785.00 (8)
8 WILLIAMS, VENUS USA 1630.00 (8)

9 HANTUCHOVA, DANIELA SVK 1588.00 (16)
10 BARTOLI, MARION FRA 1421.00 (19)
10 VAIDISOVA, NICOLE CZE 1421.00(9)
12 MAURESMO, AMELIE FRA 1406.00 (11)
13 SAFINA, DINARA RUS 1336.00 (14)
14 PETROVA, NADIA RUS 1288.00 (13)
15 PEER, SHAHAR ISR 1257.00 (14)
16 HINGIS, MARTINA SUI 1186.00 (10)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こうしてみると、去年とはまたガラリと顔ぶれが違います。
セレナとビーナスが8位内にいます。 秋以降もちゃんと出場さえすれば、ポイントは増える一方ですから出場権を得る可能性は高いです。
そしてハンチュコバ、バルトリ(!)にもチャンスはあります。この際バルトリさんに出場してもらって、レッドグループ予選で爆砕してもらいたいものです。
モレスモはしばらく休業を表明していますから、もうない感じ。
16位と落としているヒンギスの巻き返しに期待です。


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2007年08月01日

ダベンポート!!

ママになったダベンポートが帰ってくる!

■Davenport to return to singles tennis at Wismilak International
July 31, 2007
APより

9月のバリで行われるWismilak Internationalでシングルスに復帰するそうです。
すでに、8月のニューヘイブンでリサ・レイモンドと組んでダブルスに出場するというニュースは出ていましたが、まさか本当にシングルスに復帰するとは!
出産は6月の半ばだったと思いますが、それからわづか2ヶ月でプロツアーに復帰。昨年、妊娠発表に続いて「引退とは言わないけれども」と言っていましたが、それは出産後に、できればプロテニスを続けたい気持ちの表明だったんですね。
復帰の場にUSOPENを選ばなかったのはなぜかわかりませんが、小さな大会からコツコツと肩慣らしでしょうか。
ダベンポート。素晴らしい!
またエナンとの対戦を見ることができるでしょうか。母になったダベンポートとエナンがグランドスラムで、できればファイナルで、なんてのも夢のカードです。

がんばれダベンポート!!!

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2007年07月29日

アルマーニを着たエナン^^

先日、世界のWTAファンを仰天させたエナンとアルマーニのフォトセッション。シャラポもビックリ^^;のグラマラスな姿に、ウインブルドンショックも吹き飛びました。
ベルギーのゴシッピー誌「Le Soir」に掲載されたものですが、その後、フラマン圏のニュースサイトにも関連記事が出ました。それをグリニーが英語に訳してくれたものを、またさらに日本語にしてみようということで、誤訳も多いかと思いますが、マルチトランスの旅はまだまだ続く。

■□■Justine Henin glamourmodel voor Armani 20/07 より■
Het Belang van Limburg

ライバルたちはめったにJustineを笑えない。しかしこのナンバー1にはひとつのウイークポイントがある・・・アルマーニだ! 彼女はイタリア人のカリスマにメロメロだ、特に彼自身がお膳立てしたフォトセッションには大喜び! 「彼女はまるでショーウインドウの前の子供みたいだったよ」。
エナンのマネジメントサイドと、アルマーニとルソワールサイドの9ヶ月に及ぶ交渉の末、ついに特ダネ写真は日の目を見た。「長〜い仕事でしたよ」と、ため息をつくのはルソワールの編集長Michel Marteauだ。しかし結果はうまくいった。特にスケジュールが問題だったが、関わった者すべては大興奮でシューティングに没頭した。

先週の水曜日、すべてが収まった。撮影はブリュッセルのホテルで完遂した。「スペクタクルだった」と、立ち会った編集長は証言した。
イタリアチームがすべて準備を取り仕切った。「プロフェッショナリスムが壁からもしたたり落ちていたよ(笑)」
彼らは独自のメイクアップアーティスト、スタイリスト、イメージコンサルタント、ヘアドレッサー、コーディネイターたちをそろえていたのだ。

ふだんはテニスコートに経っているエナンは、8時間もの間、このセットのクィーンとマスターになっていた。「みんなJustineといっしょに雲の中にいるみたいだったよ。私は彼女のことを知ってますが、でもあんな彼女は見たことがありませんよ」と編集長は言った。

8時間の撮影をJustineが一番楽しんだ。写真一枚ごとに、エナンはアルマーニチームによってスタイルを変えた。彼女は髪のエクステンションをつけ、インプラントもし、しかしそれは大袈裟にするためではなく、効果を高めるのものだった。

ジョルジオ・アルマーニはJustineに完璧な服の準備をした。しかしJustineは自分の好きなものを選んだ。
「私はわりとカジュアルな服を選んだ。ジーンズ、スポーティなもの、Tシャツ、決してデコラティブじゃない、シンプルなもの。自分の特徴を目立たせたい。こんな服装一式を着ることになるなんて思ってもみなかったわ」

Justineは今の心境についても話した。
「ピエールイブとの別れは、うまくいっています。今はテニスが私の最優先。すべてがテニスを中心に回っているんです。子供? それも興味あることですけどね、いつか自分の子供を持つ日も来るでしょう」

(英語の原文は7月14日のコメント欄に)

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■グラフとエキシビジョンマッチ!
そしてまたまたビッグニュース。
これもグリニー情報ですが(Thanks again!)、シュティフィ・グラフとエナンのエキシビジョンマッチが、今年10月27日にドイツ・マンハイムにて行われるとのこと。すごいですねぇ。
グラフが代表を務める基金Children for Tomorrowが主宰のチャリティマッチです。この基金は、戦争や迫害などによって心身に傷を負った紛争地の子供たちを支援する活動をしています。

1999年にプロ入りしたエナンは、1999年の8月に引退したグラフと対戦することはありませんでした。キムは同年ウインブルドンの、たしか4回戦で対戦しています。エナンにとっては羨ましい限りだったんじゃないでしょうか。
エナンがグラフと同じコートに立てたのは2005年のローランギャロス。アディダス主催のエキシビジョンでダブルスを行ったのですが、もちろん写真でしか見られず;; 
十月のエキシビは、どこかにビデオが出回ることを期待しています。




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2007年07月22日

パパエナンの長いお話(3)

■Humo パパエナンのインタビューつづき

Humo:あなたはスタンドにじっと座ってることのできないタイプで、階段を上ったり下がったりしていましたね。

Jose:とてもナーバスだったよ、たしかに。Justineに叫ぶことはなかったけれどね。ときどき試合前に彼女からリアクションをもらいましたよ、ええ、なんとかストレスから逃れるための。でも、私は彼女を負けさせたことはありませんよ。勝たせたんです、もちろん。
私はいつでも彼女のために最善を尽くしたんですけど、それも理想的なわけではなかったんです。それがわかりましたよ。テニスは私たちからコンタクトを奪ったんです。それが私が今も、たぶんこの後も、彼女の試合を見に行けない理由です。

Humo:彼女はウインブルドンの近くに小さな家を借りて、「家族のため」だと言ってましたよ。

Jose:ああ、そりゃ兄や妹たちのためだろう。私は行きませんよ。私はね、あの子が私なしで勝てればそれでいいし、それで負けた時は私といっしょにいればいいと思うんですよ。私らふたりともちょっと験担ぎするところがあってね。私らは電話で話してますし、メッセージも送り合ってます。(ケータイを開けて)ほら、私のメッセージのとこ見て。全部“Juju Mo”からでしょ。モナコのJustineですよ。
セレナ・ウイリアムズとの試合(*ローランギャロスQF)の後、私は彼女と話しました。彼女がここで何をしたいか、ここで話すつもりはありませんがね。私はメッセージで彼女を力づけることができるんですよ。

Humo:父としてコーチできないのも、辛いことじゃないですか?

Jose:私はコーチじゃないよ! 私が言えることはふたつだけで、「お前を信じているよ、そして愛しているよ」ってことですよ。技術的なことなんか一切言いません。昨日、彼女に「去年よりいいプレイをしているよ」ってメッセージを送りましたよ。これはコーチングじゃないでしょう?
もしJustineがウインブルドンで優勝したら、そりゃもう私の人生で最高の日になるでしょうな。あの子が取ってない唯一のグランドスラムですわ。キムも無理だったしね。

Humo:キムとのライバル関係について、どんなことがありましたか。

Jose:そりゃ、たいへんな幸運だったね。彼女たちはいっしょに強くなっていったんだよ。プレスはときどき、ふたりは友達みたいに言っていたけど、それはぜんぜん当たってない。お互いにリスペクトはしていたけれどね。キムがいなければ、Justineはこれほど勝てなかったんじゃないかな。キムの方もね。

Humo:はじめはキムが勝ちましたね。2001年ローランギャロスのセミファイナル。キムは強すぎました。

Jose:あの試合、Justineは決して負けたんじゃないよ。体力的に、フィットしてなかったんだ。

Humo:でもあの後、変わってきましたね。Justineはキム相手に3つのグランドスラムの決勝戦で勝った。これはどういうことでしょうね?

Jose:ふたりはまったく違うタイプの選手。キムは体力タイプ、Justineは技巧タイプ。精神的にも完全に違うね。キムは太陽で、Justineは戦士。でも、あの子のほうが勝ちたい気持ちが強かった。あの子はちょっとだけ、キムより大人だった。勝つことは生き死にの問題じゃないってことを知ってる分ね。


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2007年07月21日

パパエナンの長いお話(2)

■Humo パパエナンのインタビューつづき

Humo:彼女の特異な才能に気がついたのはいつですか?

Jose:あの子は5歳の時から信じられないようなプレイをしていましたよ。バックハンドもフォアハンド、みんな。あの子はサッカーもやっていたんだけど、一度ひと試合で8ゴール決めたことがあって、ゴールキーパーが泣いちゃってね。女の子にやられた! って悔しがるのなんの。(わははっ) Justineは何でも出来ましたよ、キックも左足でも右足でも。タックルもできましたよ。12歳の男の子たちの地域大会では、あの子は4試合も出なくちゃいけなくてね、彼らを救ってましたよ。

Humo:男勝りだった?(Missed Boy?)

Jose:ほんとにそう。あの子はアンドレ・アガシのぞっとするようなウエアを着てテニスをしてましたよ、ドレスタイプは着たがらなくてね。Oostendeの大会の時、妻があの子を連れてクラブハウスでラコステのドレスを買ったんですよ。ゴージャスなやつを。着たかって? 何日もかかったよ! それで決勝の日、なんとか彼女は着て、妻と並んで試合前にクラブのテラスに行ったんだ。そこに突然、いつもあの子といっしょにいるロフス兄弟とザビエル・マリッセが現れてね、大声で冷やかしたんだよ、「Justineがスカートはいてるっ!」って。Justineはロッカールームに飛んでって、いつものショートパンツにはきかえたよ(あっはっは) 後に、なんとかスカートをはくようになったけどね。彼らにとってJustineは女の子じゃなかったね。彼らと同じだったの。そういう男勝りはやがてなくなりましたけどね、でも彼女の性格は変わってませんよ。

Humo:あのすごい片手のバックハンドはどうやって生まれんですか?

Jose:彼女はソフトボール、柔らかいテニスボールで、あれを覚えたんだよ。あの子はずっとああやってたね。別にJustineだけじゃなくて、アメリーやスキアボーネやモリックなども片手だけど、ただ違うのは、あの子はボールをもっと持ち上げるんだね。Justineはよりダイレクトに、より強く打つ。だから球が速いんだよ。

Humo:彼女の強い意志と早くに母親を亡くしたことは関係がありますか?

Jose:12歳で母親を亡くすのは辛いことだ。家族全員にとってもだ。それに彼女は母親のためにプレイしたんだね。最初のローランギャロスの優勝を母親に捧げていたね。それに今年もだ。Justineは母親を尊敬していたし、強い気持ちを分かち合っていたんだよ。
私の妻は先生でした。学校でstrokeがあると、生徒たちを家に連れてきたよ。彼女は生徒たちにピンポンを教えたし、歴史と国語を教えた。私は飲み物運びをしなきゃならなかったさ。彼女は毎年演劇も指導していたね。イヨネスコ、モリエールとかそういうやつ。リハーサルでは、Justineはいつもsouffleuseとしていたよ。少しするともう役者の子より台詞を覚えてしまうんだよ。あの子は6歳で「女学者」の台詞を知っていたってわけ。
彼女は、苦しい時に母親を恋しがりました。結婚、そのあとの離婚。でも母親を恋しがる気持ちが、あの子を強くもしたんですよ。あの子は母親が今も彼女を見守ってくれていると信じているし、彼女にそれを証明したいと思っているんですよ。私はあの子が、そんなふうに考えていてくれるのがうれしいですよ。彼女は死んでも何かが残ると信じているんです。私たちが彼女(母親)を覚えている限り、彼女は私らといっしょにいるんだと思いますよ。
もう37年前になりますか、私はフローランス、長女を交通事故で亡くしました。私の目の前でね。2歳でした。この37年間、あのときのことを思い出さない日は一日だってありません。忘れられないんですね。時間とともに悲しみは薄れていきますが、毎日あの子のことを思い出しますよ。今だって私はあの子に話しかけるんですからね。
最近サラが、下の娘ですがね、私に言うんですよ、「パパ、私たちが生まれる前にパパに娘がいたってことを理解するのは難しい。私たちが会ったことも会うこともできない娘でしょ。私は過去に生きていけないのよ、今に生きているのよ。でも忘れらないわ、絶対。ママのこと、今でもJustineといっしょに話すのよ」





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パパエナンの長いお話(1)

Humoというベルギーのフラマン圏の雑誌に、エナンパパJoseの長いインタビューが掲載されたのは7月はじめ。
Jose氏はフランス語で話していると思わるが、それがフラマン語で掲載されたのを、WTAworldのキムファンの人が英語に翻訳。それがこれ↓
http://wtaworld.com/showpost.php?p=11145445&postcount=1440
http://wtaworld.com/showpost.php?p=11145961&postcount=1443
http://wtaworld.com/showpost.php?p=11146647&postcount=1445

それをさらに日本語に訳してみようということで、ニュアンスなどはもうどうなっているやらわかりません。しかもとても長い。ですが、なんとも微笑ましい親バカ全開インタビューなので、適当に意訳しておきます。

■José, Justine Henin’s fathers, about the Great Reconcilement

Jose:ほかのローランギャロスの優勝とは違うよ。私らとても嬉しくてね。兄弟たちも妹もいたんだから。私はいませんでしたよ。私はね、もう何年も前、ジュニアのローランギャロスの優勝を見てますからね。私もテラスで見たいですけど、まだその準備が出来ていませんからね。あの子もそうでしょう(わっはっは)

Humo:Justineは子供のころ、早くに亡くなったお母さんに「いつかここで優勝する」と言ったというストーリーが効いてるんでしょうか。

Jose:正確なところはですね、グラフとセレスの決勝戦を見ている時、あの子がメインスタンドを指さしてママに言ったんですよ、「いつかママたちもあそこに座るんだよ」と。でもまぁ、だいたい言われているようなことで、それが彼女をチャンピオンに導いたんでしょう。

あの子はいつも希望でいっぱいでしたよ。8歳の時にはすでに「いつかローランギャロスで優勝する」と言ってましたからね。妻は応えたもんですよ、「もちろんできるわよ、いつかね」と。娘の夢を奪いたくなかったですからね。彼女はテニスのために生きていましたよ。壁を相手に2000回もボレーしていましたからね。ポックポックポックって2000回。やめさせようとしても、やめないんですよ。そういうすごい力がありましたね。言ったことは必ずやり遂げるんですよ。

Humo:Justineは他の選手とアタマの出来が違うんでしょうか。

Jose:Justineはとてもシンプルで、同時にとっても複雑な子ですわ。彼女はどんなことだって出来るんです。イーストボーンのファイナルセット、5-3でアメリーにリードされていたけど勝ちましたね。Justineはいつも不可能と思えるところから逆転するんです。オリンピックのセミファイナルのミスキナ戦ね、あとUS Openのカプリアティ戦、あれなんか典型的なJustineです。あきらめないんですよ。
サッカーの定義をご存知で? 「2つのチームがあって、最後にはドイツが勝つゲームのこと」っていうんですけど、テニスの場合はですね、「選手たちがいて、最後にはJustineが勝つゲーム」ですよ、わっはっはっ。
だいたいの大会で、彼女はすごい接戦を1つやります。まるでそうしないと緊張感が研ぎ澄まされないみたいにね。去年のローランギャロスでは、クズネツォワにマッチポイントを与えてしまった。でもそれを切り抜けてからはセミもファイナルも相手を粉砕しましたね。
小さい頃からそういうところ、ありましたよ。Gerard Valentinというフランスのトレーナーと私はよく冗談を言ったもんです。あの子が相手に追い上げられて、ちょっとの差で勝った時なんか、彼は言ったもんですよ「彼女は小エナンをやったね」って。(わっはっは)

Homo:イライラしたんじゃないですか?

Jose:珍しいことですよ。Justineがチョークして、それから突然それをやめて、みんなを倒してしまうんです。

Homo:ベストテニスをするのに、ちょっとしたクライシスが必要なんですかね?

Jose:簡単すぎると集中力をなくす傾向があるね。テニスだけじゃないけども。子供の頃からアドレナリンを必要としているようなところはありましたね。今はパラシュートジャンピングでしょう。あの子は危険を求めているんですよ。恐怖を感じると、自然にいいパフォーマンスができるんです。
あの子がいいプレイをしているかどうかの見分け方、わかります? 目つきですよ。タイガーの目をしている時は、私は安心して見ていられますよ。でもあの子がちょとおどおどしている時は、私はコワイですね。私は私が彼女を作ったみたいに、わかるんですよ。わあはっはっは。

Humo:あなたの後ろに貼ってあるアディダスのインポッシブル・イズ・ナッシングのポスターの,3本線の入ったキャップを被っているのはJustineですか?

Jose:少し写真、変えたんだよね?
子供の時、ベルギーの外のトーナメントに行くと、あの子はいつも相手の偵察をしていましたよ。それが自分より大きくて背が高いと、われわれに報告しに来るんですよ、「大きいヤツだよ」って。「勝たなきゃ」ってね。大変な相手ほど、やる気になるようでしたね。
あの子のベストマッチはUS Openのカプリアティとのセミファイナルですよ。カプリアティっていうパワーテニスのオニみたいなのを、みんなの前でやっつけた試合ね。
トップテニスはクレイジーだね。Justineのフォアハンドもサーブもずっとよくなっているけれど、何がいちばん進化したかっていえば、ここ(アタマを指さす)、80%はアタマ。







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posted by ochappa at 17:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 2007/7〜NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする